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バス運転者の

改善事例

バス運転者の改善事例

人材確保・育成による改善事例

茨城交通株式会社:茨城県

長時間労働改善のための鍵となるのは女性運転士の活躍!

 バス業界では、他産業に比べて労働時間が長く、また、高齢化が進んでいる傾向にあって、バス運転士が不足していることから、人材確保が急務とされている。茨城交通で採用(人事)担当をしている総務部の小泉副部長にお話を聞いた。「運転士の高齢化もあり、人材不足の改善で鍵となるのは女性運転士の活躍でしょう。これまでも様々な募集活動を展開しています」と小泉さんは言う。現在、16名の女性運転士のうち多くが子育てをしながらの勤務となるため、早朝・深夜勤務にならないシフトでの路線勤務や、スクールバス勤務で活躍している。採用募集では、毎年グループ全体のツールとしてリーフレットやポスターを作成し配布している。「一番多いのは新聞折込の配布、そして県内の教習所に募集案内ポスターの掲示をお願いしています」とも。2014年から女性運転士の採用を強化。採用窓口に女性スタッフを配置し、きめ細かな対応をしており、美容師、ホテルフロント勤務など異業種からの応募が増加している。「相談窓口の担当者は女性なので話しやすいと、コミュニケーションは良好です。仕事以外の相談も聞くことが多いと聞いています」と小泉さん。職場の環境面でも女性職員専用休憩室やトイレの設置を進めている。

女性相談窓口の兼子課長と小泉副部長

採用募集リーフレット

さまざまな運転士の働き方をサポート!

 「新卒者の応募も最近多いですよ」と小泉さん。2022年4月は観光関係の専門卒、高校卒の2名を採用し、うち1名は大型二種免許の特例講習を受講して昨年秋から路線デビューを果たし活躍している。車の運転が好きだったため仕事にも活かしたいと現在奮闘中。若年層の入職喚起にも今後力を入れていく予定。また、親の介護などさまざまな理由により運転業務の勤務が困難になってしまった運転士にもサポートを欠かさない。勤務が続けられる仕事の内容や勤務時間を検討しサポートを続けているという。「縁あって当社に来ていただいた方です。通常勤務で働けなくても、短時間勤務などで何か手助けができる体制を模索し、フォローを粘り強く続けていきたい」と小泉さんは説明する。さまざまな人材の確保・育成につながる取組を今後も継続していくという。

スクールバス担当の鈴木運転

スクールバス担当の鈴木運転士

新卒採用の長谷川運転士

新卒採用の長谷川運転士

京成バス株式会社:千葉県

新卒採用で新たな人材の確保・定着を!

 京成バスでは、将来を担う優秀な人材を安定的に確保するため、2018年から新卒運転士の採用募集を開始している。新たな人材として新卒運転士を確保することは、高齢化に伴う運転士不足や上昇する平均年齢への対応に寄与するため全社的に力を入れているという。千葉県幕張エリアを運行する新都心営業所の岡田所長と海老澤次長にお話をお聞きした。「新卒者については、大型2種免許を取得した者は、運転士として入社し、年齢要件、経験要件を満たしていない者は大型2種免許取得迄の期間、事務職を経験してもらいます」と岡田所長は説明する。事務職としての業務は、電話によるお客様対応、事故処理の事務手続き、野球観戦の方や幕張メッセ来場者などイベント関連のお客様対応等、多岐にわたる。「入社して運転業務を学ぶ前に、お客様対応のノウハウを学んでもらいます」と海老澤次長。バス利用者への対応や、バス運転士としての心構えを学ぶ機会として位置付けているという。「若い人材には早い段階で利用者ニーズを把握してもらうことが大事です」と岡田所長。

新卒入社の家合運転士

新卒入社の家合運転士

新卒運転士の活躍

 コロナ禍においても京成バスでは、2021年4月に大学卒2名と専門学校卒2名を新卒採用した。そのうち3名が新都心営業所に配属され、運転士として路線デビューをしている。「大型2種免許の取得は会社の補助制度を利用しています」と海老澤次長。免許取得後、約2か月間は自社の研修所で運転士としての研修を行い、その後、各営業所へ配属され、指導運転士同乗のもと運転技能の確認や路線状況の把握を行う。単独乗務に移行後は、コミュニティバスなど運転しやすい小型の車両から乗務経験を積み、大型路線バス勤務へ移行していく。「運転士として活躍してもらっていますが、入社当初の事務スキルも持っていますので、将来的には運行管理者や管理職へと成長してくれることを期待しています」と岡田所長はいう。新卒採用の若い人材は、順調に定着してきている。

新卒入社の橋本運転士と福井運転士(左から)

新卒入社の橋本運転士と福井運転士(左から)

女性運転士の採用も再スタート!

 女性運転士の採用も2022年2月から再スタートしているという。「京成バスでは女性運転士が活躍していて、全社で約50名が在籍しています」と海老澤次長。女性にも働きやすいように、育児短時間ダイヤ制度や女性運転士専用路線の運行、女性トイレや宿泊施設等の環境改善等を行い定着率の向上を目指しているという。

新卒入社の朝倉運転士

新卒入社の朝倉運転士

国際興業株式会社:東京都

定年延長により4つの働き方を選択

 国際興業ではバス乗務員の高齢化や乗務員不足の課題、改善基準告示等の改正により乗務員の労働時間に対する対策が急務とされていた。南社長のトップダウンにより、2019年4月に定年を60歳から65歳に引き上げるとともに、こうしたシニア層が安心して働けるよう、4つの働き方から自身にあった働き方を選択できる制度をスタートさせた。総務部次長の佐藤さんと運輸事業部担当部長の中村さんにお話を伺った。

南 正人 社長

南 正人 社長

 「定年延長制度は、まだまだ現役で働きたいと希望する乗務員に対して安心して働ける環境を整えようと考えたものです」と佐藤さん。「60歳以降の働き方について、乗務員のライフスタイルに合わせて選択できる仕組みを設けました」と中村さんはいう。この制度では、次の4つの働き方から選択することができます。

  • ① 正社員(65歳定年):60歳以降の乗務時間は60歳時点と変わらず、賃金も100%支給する働き方
  • ② シニアドライバー:乗務時間は正社員よりも短めに設定し、60歳以降の乗務員の体調に合わせた働き方
  • ③ スポットドライバー:社会保険の加入が可能となる勤務時間を設定し、時給制により乗務員の都合に合わせた働き方
  • ④ ハーフドライバー:時間給による①の約半分以下の勤務時間での働き方
左から佐藤次長、中村担当部長

左から佐藤次長、中村担当部長

 「まだまだ働きたいというシニア層からは大変喜ばれているようです。ベテランのシニア層が乗務員不足をフォローしてくれることで、労働時間の削減と、若手への技術の継承においても着実に効果がでてくるでしょう」と佐藤さんは説明してくれた。

電子スターフの活用により運行支援強化!

 国際興業では、業務前の点呼の際に、運行管理者から紙の運行表が渡されその内容に沿って業務を進めることが一般的で、乗務員は、必要に応じて運行表を確認し業務を進めるという。「狭い運転席のスペースで紙の運行表を見ることは結構負担があったようです。そこで、業務情報を一元化し紙の運行表に加え、運転席に設置したモニター「電子スターフ」でも運行表を確認できるように改善しました」と中村さんは説明する。乗務員の負担を軽減し、運転業務に集中できる環境が整備され、労働環境の改善に役立っています。

電子スターフ(ハンドル右横に設置)

電子スターフ(ハンドル右横に設置)

電子スターフ

電子スターフ

しずてつジャストライン株式会社:静岡県

40名以上の女性運転士が活躍中!

 バス業界では、他産業に比べて労働時間が長く、また、高齢化が進んでいる傾向にあって、運転士不足による影響は大きい。しずてつジャストラインでは、運転士の採用活動や労働条件の見直しなどを進めている。人事部の担当者3名に具体的な取組についてお話をお伺いした。

 女性運転士の採用を2015年から強化した。「募集方法は、フリーペーパーへの掲載や、専用Webサイトの開設、地元新聞への募集広告の掲載、テレビCMなど考えられることをすべてやってきました」と担当者より話があった。少しでも応募しやすいように、女性担当者による個別説明会の開催など積極的な広報を展開し、現在は40名以上の女性運転士が活躍しているという。「現役の女性運転士が活躍している姿が採用の後押しとなっています。今までに営業所長になった方もいます。女性運転士のキャリアアップも確立されています」。年齢層は20代から50代まで幅広く、サービス業など様々な職種からの転職者がいる。「今後も女性運転士を増やしていきたい」と担当者から話があった。

「安全研修センター」を活用した研修も充実!

 会社負担による大型二種免許取得や、運転技能向上のための自社内施設「安全研修センター」で、入社後2~3か月間は基本的な運転技術等を習得するという。「研修終了後は、配属先の営業所で実務実習を行います。先輩社員から路線運転のノウハウ等、マンツーマンで指導を受けられます」。車両感覚を掴むために様々なコースで練習し、運転技術が向上することでプロとしての意識付けにもつながるのだという。また、労働条件や賃金制度についても独自の等級制度を設定しているという。「段階的にキャリアアップできる仕組みになっているため、仕事に取り組む姿勢も活き活きとしています」とも担当者は話す。また、働きやすい職場を整備するため定期的に行うヒアリング調査や、仕事の意欲向上のための取組としてドライバーズコンテストの開催など、全員で安全に対する意識を高くする取組を続けていきたいという。

安全研修センター

安全研修センター

男女問わず車の運転が好きな人材を確保!

 人材の確保・定着は引き続き、さまざまな取組を検討していくという。「女性運転士の採用も継続していきますが、男女問わずに車の運転が好き、という人材を集めていきたいですね。労働条件の改善を定期的に見直し、未経験でも安心してバス運転士になれる研修体制を当社HPで積極的に紹介していきます」と抱負を語った。

若手運転士と女性運転士

若手運転士と女性運転士

株式会社ウイング神姫:兵庫県

ウィング神姫の路線バス

ウィング神姫の路線バス

人材の確保・育成を第一に!

 自動車運転者の長時間労働の改善が課題とされる中、「人材を確保し、育成していくことが当社の重要な経営課題でした」と今村社長は話す。ドライバー採用では中途採用が多いが、新卒者や女性ドライバーなどの採用にも力を入れている。「ハローワークとの連携や、地元の学校関係へのインターンシップの働きかけなども実施している。今後も継続し新卒者の確保を続けていきたい」と西山常務。女性ドライバーの採用は20年以上前から取り組んでおり、現在、8名の女性ドライバーが活躍中。前職が、介護施設の送迎バス経験者や、トリマーからの転職者もいるとのこと。勤務時間に希望がある方や取得している免許の種類に合わせ、短時間勤務が可能な、日中だけ運行している路線や、普通二種免許で可能な10人乗りのコミュニティバスに乗務して活躍している。取材時にも「今、63歳の女性の方から応募がきていて、介護施設の送迎バスの経験者。社内調整中です」と西山常務。「女性ドライバーの採用には、職場環境をきちんと整備する必要があります」と今村社長。「女性専用の更衣室や休憩室、トイレの整備に加え、健康管理も重要と考え、待機時間に利用できるよう、エアロバイクやトレーニングマシンで体を鍛えられるようなトレーニングルームも整備しています」と今村社長は説明する。

今村社長(左)と西山常務

今村社長(左)と西山常務

路線バス担当の女性運転士

路線バス担当の女性運転士

ドライバーの高齢化対策も検討

 「今後の課題として、やはり高齢化対策です。」と西山常務。現状、ドライバーの高齢化が進んでいる事情もあるという。ただ、高齢ドライバーでも本人や家族の希望により継続雇用も視野に入れて相談しているそうだ。通常は60歳定年となるが、健康診断の結果や個人面談、家族の同意など、諸条件をクリアすることで、70歳までの延長勤務等も柔軟に対応している。「ドライバーの確保に向けさまざまな取組を総合して行い、今後の長時間労働の改善に努めていきたい」と今村社長は話してくれた。

女性専用の休憩室

女性専用の休憩室

広島電鉄株式会社:広島県

短時間正社員制度で多様な人材の活用を後押し!

 少子高齢化の進展に伴い乗務員不足が深刻化する中、広島電鉄では、男女問わず、若手からベテランまでの全員が、本人のライフスタイルに応じて、正社員のまま労働時間を選択できる「短時間正社員制度」を2017年9月に導入し、優秀な人材の安定的な確保に取り組んでいるという。人事部課長の坂谷さんと主査の山下さんにお話をお聞きした。「育児や介護、加齢に伴う体力的な理由等、乗務員のライフスタイルに応じて本人の希望により正社員のまま労働時間を選択できる制度です」と山下さんは説明する。本人の希望を踏まえ1日の労働時間もしくは週の労働日数を短縮できるという。制度開始からこれまで約120名の幅広い世代の社員が制度を利用している。主な理由としては「育児のための時間がほしい」、「介護のためフルタイムで仕事が続けられない」等さまざま。原則、同じ職場で勤務が可能となる。短時間勤務正社員としての新規採用時にも対応している。困ったときにはお互いに助け合おう、という意識の浸透を目指し多様な人材を受け入れることで職場活力の向上を図ることを目的としている。

シニア社員制度の拡充でベテラン乗務員がフォロー役として活躍!

 乗務員の労働時間の改善のため、やる気のあるベテラン社員に活躍の場を提供する「シニア社員制度」の拡充も行っている。65歳で定年退職となる者で再雇用を希望する場合、時給制となるが最長70歳まで働くことができる。健康診断結果や適性検査、面談などを経たうえでフルタイム勤務も可能だという。「特に、短時間正社員との相互カバー体制を構築し、勤務協力体制を強化しています。ベテラン乗務員は、これまでの実務経験が豊富です。その経験を生かす場は少なくないはずです」と坂谷課長は説明する。健康状態などに留意する必要もあり契約更新は半年単位で相談しているという。
管理者のマネジメント力向上も「短時間正社員制度」、「シニア社員制度」は様々な年代の方にとって働きやすい環境を提供するためのものであるが、制度開始当初は、こうした乗務員のライフスタイルに合わせた働き方について、現場では必要性の認識は薄かったという。「もっと現状認識を深めてもらうため、グループ討議形式の研修等を実施し、個々の事情に寄り添える管理者を養成しています」と坂谷課長は語ってくれた。

女性運転士
シニア社員運転士
シニア社員運転士

西日本鉄道株式会社:福岡県

改善基準告示改正に対応した勤怠管理システムで視える化!

 バス業界では高齢化が進み、全国的にも乗務員不足が深刻な課題とされている。特に、改善基準告示改正などにより乗務員の労働時間の改善が求められている中、西鉄グループバス全体で労働時間の改善等に取り組んでいるとのことで、業務部の樋口係長にお話をお伺いした。「労働時間の管理は組織的に全体像の把握が必要。西鉄グループバスでは勤怠管理システムを構築し、一定スパン単位、週単位、日々等の様々なチェックを行うことで、改正後の改善基準告示に対応した労務管理を行っている。

鶴川運転士

鶴川運転士

新卒採用で「養成自動車運転士」として採用し育成!

 従来からバス運転士はトラック運転手等の経験者らを即戦力として採用してきた。高齢化の現状含め、若返りの側面とこれから長く勤務してほしいという理由から、新たな人材を確保し育成することで乗務員不足及び労働時間の改善につなげたいと、採用面での取組にも力を入れているという。2015年から始めた新卒採用では高校生の採用募集を行い、毎年3~6名を採用しており、現在21名が在籍している。2020年「養成自動車運転士」として採用された鶴川さんら6名は特例教習を経て2020年7月から順次路線デビューし活躍している。また、中途採用でも若い世代が活躍している。「車が好きだったこともあり、車の運転を仕事にできる地元のバス運転士にあこがれていました」と、30代運転士の田口さんは説明する。運転士になり、利用者からいただくお礼の言葉も励みになっているという。

田口運転士

田口運転士

坂口運転士

坂口運転士

女性乗務員も活躍中!

 また、女性乗務員として活躍中であるママさんドライバーの坂口さんは今年で19年目になるという。「職場環境も良好で、ファミリー感満載です。もともと人と話すことが好きでした」と坂口さんはいう。「福岡で過ごした短大時代に福岡市内を走るバス運転士を見てカッコいいと思っていました。地元に帰り保育士をしていましたがやっぱりバス運転士になりたいと思い2006年に入社。現在は新人運転士を育成する業務を担当しやりがいを感じています」と定道さんは言う。また、「西鉄バスでは各施設内に女性専用スペースを設けるなど、女性が働きやすい職場づくりを行っている」と樋口係長が説明してくれた。

定道運転士

定道運転士

三重交通株式会社:三重県

 三重交通バスでは、全国的な傾向と同様に少子高齢化などにより乗務員不足が深刻な課題とされており人材の確保のため、さまざまな取組を進めている。その一つが、女性ドライバーの活躍できる環境づくり、もう一つが新卒者の採用・育成、そして社員の定年延長など。担当者に取組内容をお聞きした。

女性ドライバーの採用・活躍できる環境づくりについて

 採用専用Webサイトでは、バスドライバーの仕事を身近に感じてもらおうと、現役の女性ドライバーを紹介している。また、女性を対象とした職場見学会や乗車体験会、現役の女性ドライバーとの意見交換会などの取組も行っている。さらに、子育て中のママさんドライバーに対し、子どもの送迎時間帯に合わせた勤務交番の割当(主に9時から15時までの乗務)、土日祝の休日設定等、育児と仕事を両立しやすい柔軟な勤務体制を構築している。職場環境面においても、女性専用休憩室の設置・女性専用寮の導入など、女性が安心して活躍できる職場環境を整えている。令和4年度採用者は3人、令和5年2月時点で延べ約23人が在籍している。「職場の皆さんに協力してもらいながら乗務に就いており、土日や祝日はお休みをもらっているので、子どもと一緒に遊びに行くなど、家族との時間も大切にできます」と好評のようだ。

女性ドライバーの採用・活躍できる環境づくりについて

新卒者の採用と特例講習による育成について

 令和4年11月から高卒養成運転士を対象(令和2年度~令和4年度入社)に、特例講習の受講を開始した。営業所の要員状況、社歴、自動車学校の定員等を考慮しながら、段階的に特例講習を受講させ、現行よりも短期間で運転士として育成し、即戦力として人材の確保・育成を行っている。令和5年度入社の高卒養成運転士は7名、令和6年度に運転士として各営業所に配属予定だという。

社員の定年延長の実施

 従来60歳を定年年齢とし、以後有期契約により再雇用嘱託社員として雇用していたが、 令和5年4月より、定年延長制度を導入し段階的に65歳まで引き上げることとしている。定年年齢の引き上げと同時に、60歳以降の処遇改善をおこない、高い意欲をもって活躍し続けられる環境を整備することで、豊富な知識・経験を有する社員の活躍の機会を増やし、社員にとっても、安定した生活基盤の構築や働きがい、一層のモチベーションの向上につながることを期待している。