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トラック運転者の労働時間改善に向けたFAQ

❶ 活動ステップ (進め方)について

質問❶
労働時間削減に向けた取り組みは、どの様に進めれば良いのでしょうか?
質問❷
労働時間削減に向けた取り組みは、PDCAのステップだけなのでしょうか?

❷ 改善策について

質問❸
改善策は、どの様に発想/勘案すれば良いのでしょうか?
質問❹
改善策の成果を測定する”指標”は、どの様なものがあるのでしょうか?

❸ 法令/制度について

質問❺
トラック運転者の労働時間の基準は、あるのですか?
質問❻
荷主として、運送事業者に対し守らなければならないルール/法令には、何がありますか?

❶ 活動ステップ (進め方)について

質問❶

労働時間削減に向けた取り組みは、
どの様に進めれば良いのでしょうか?

回答❶

改善に向けたステップは、大きく7つのステップで構成されています。

ステップ1:荷主と運送事業者の双方で、問題意識を共有し、検討する場を設ける。

ステップ2:労働時間の実態を、把握する。

ステップ3:長時間労働の原因を検討・把握する。

ステップ4:荷主と運送事業者の双方で、業務内容を見直し改善に取り組む。

ステップ5:荷主と運送事業者との間で、応分の費用負担を検討する。

ステップ6:改善の成果を測定する為の指標を設定する。

ステップ7:指標の達成状況を確認し、更なる改善に取り組む。

なお、「荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたガイドライン」のP4~13に進め方が詳しく掲載されていますので参考にしてください。

質問❷

労働時間削減に向けた取り組みは、
PDCAのステップだけなのでしょうか?

回答❷

SIDAという取り組み方があります。Sense Interpret Decide Actの略で、日常の業務を通じて、感覚的に認識している問題について、まずは対策を打ってみるというやり方です。
PDCAと異なり、「日頃の感覚を信じて、まずはやってみる」という進め方ですから、スピート感がある進め方です。但し、「感覚」から始まりますから、感覚がはずれてしまい、やり直しの無駄が発生する可能性もあります。
なお、「荷主と運送事業者のためのトラック運転者の労働時間削減に向けた改善ハンドブック」のP5に内容が詳しく掲載されていますので、参考にしてください。

❷ 改善策について

質問❸

改善策は、どの様に発想/勘案すれば
良いのでしょうか?

回答❸

改善策には分類があります。

分類①荷主と運送事業者間で、納入頻度や締め切り時刻などの「サービスレベル」を見直す。

分類②モーダルシフトの導入、あるいは日々の運行ルートの見直しなど、「輸送形態」を見直す。

分類③パレタイズ化や作業分担の変更など、「効率」を見直す。

なお、「荷主と運送事業者のためのトラック運転者の労働時間削減に向けた改善ハンドブック」のP48に内容が詳しく掲載されていますので、参考にしてください。

質問❹

改善策の成果を測定する”指標”は、
どの様なものがあるのでしょうか?

回答❹

指標は、KPI(Key Performance Indicator)と言われています。KPIの設定の一例を以下に示します。

KPIの設定の一例

詳細は、国土交通省「物流事業者におけるKPI導入の手引き」に掲載されていますので、
参考にしてください。

❸ 改善策について

質問❺

トラック運転者の労働時間の基準は、あるのですか?

回答❺

「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準告示)」があります。
「改善基準告示」とは、トラック運転者を含む自動車運転者の労働時間等の労働条件の向上を図ることを目的として、運転時間等を定めたものです。
トラック運転者の労働時間削減に取り組むにあたり、基本となる重要な基準です。
必ず、確認をしておきましょう。

厚生労働省:「トラック運転者の労働時間等の改善基準のポイント」

質問❻

荷主として、運送事業者に対し守らなければならない
ルール/法令には、何がありますか?

回答❻

貨物自動車運送事業法第64条の「荷主勧告制度」及び公正取引委員会の「独占禁止法(物流特殊指定)」があります。
・荷主勧告制度
荷主がトラック事業者に対して、以下に示すような労働時間等のルールが守れなくなる行為を強要すると、 荷主勧告の対象となり、荷主名が公表される場合があります。

  • 1.非合理な到着時間の設定
  • 2.待ち時間の恒常的な発生
  • .3やむを得ない遅延に対するペナルティの設定
  • 4.積込み前に貨物量を増やすような急な依頼

物流特殊指定については、国土交通省「トラック運送事業者のための価格交渉ノウハウ・ハンドブック」のP26に詳しく説明されていますので参考にしてください。

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